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インスピレーションが香港スプリントで劇的な勝利を収める
2008年12月14日(日)
シャティン競馬場で行なわれたキャセイパシフィック香港スプリントにおいて、インスピレーションがダレン・ビードマンのすばらしい騎乗に導かれ、香港馬のワンツーフィニッシュを演出し、大きな衝撃をもたらしました。
ジョン・ムーア調教師の管理するインスピレーションは単勝68倍と人気薄ながら地元香港のグリーンバーディーをクビ差退けました。オーストラリアからやってきた圧倒的な一番人気アパッチキャットはグリーバーディーからさらに半馬身遅れた3着となりました。
今回のインスピレーションの勝利によって、世界で最も高額な芝馬場で行なわれる1,200m戦の1つである香港スプリントにおいて、香港調教馬の7連勝となりました。一方、生産の面から見ると、1999年の香港スプリント創設以来、すべての競走においてオーストラリア生産馬が優勝したことになります。また、今年の上位5着の馬はすべてオーストラリアおよびニュージランド産の馬であり、ヨーロッパのトップスプリンターであるマルシャンドールがなんとか6着に入るのが精一杯でした。
喜びながらも大いに驚いたムーア調教師は、「確かに我々はレースに彼を出走するべく申し込みましたが、とにかく信じられません。マーク・プレイヤー(香港ジョッキークラブ国際レース担当部長)氏から電話があり、香港スプリントに出走させるかどうかを聞かれ、「もちろんさ。」と答えましたが本当に驚きました。しかし、インスピレーションが優勝できたのもダレン騎手のおかげです。インスピレーションは十分なスピードを持っていますが、今日の走りは本当にすばらしいものでした。」と興奮気味に述べました。
一方、一番人気のアパッチキャットを管理するグレッグ・ユーレル調教師は、「言い訳はありません。彼はやる気がないような感じがしました。それもいつものことではあるのですが・・・。それでも彼はゴールに向かって走りましたが、今日は突き抜けるほどのエネルギーはなかったようです。」とコメントしました。
(キャセイパシフィック香港スプリントの結果はこちら)
(キャセイパシフィック香港スプリントの出馬表はこちら)
GSCシリーズ・獲得ポイント表
(2008年第8戦終了現在)
馬名 |
ポイント |
アパッチキャット |
19 |
テイクオーバーターゲット |
16 |
スウィック |
15 |
マルシャンドール |
13 |
キングスゲートネイティヴ |
13 |
カノヤザクラ |
11 |
インスピレーション |
10 |
スリープレスナイト |
10 |
エキアーノ |
10 |
ウォーアーティスト |
9 |
パティナックファームクラシックでアッパチキャット敗れる
2008年11月8日(土)
生きる伝説であるバート・カミングス調教師が、フレミントン競馬場で行なわれたパティナックファームクラシック(G1・1,200m)をスウィックで勝利したことによって、その多才ぶりを証明しました。
火曜日に行なわれたメルボルンカップ(G1・3,200m)において、自身12度目となる勝利をヴュードによって成し遂げたカミングス調教師は、スプリングカーニバルのプレミアスプリントレースである本競走で、大本命のアパッチキャットを打ち破る番狂わせを演じました。
スウィックに騎乗したマイケル・ロッド騎手は、「レースでいつも懸命に走る彼にとって、今日の勝利はふさわしいものです。」とコメントしました。
2着にはターフフォンテン、3着にはサンバーントランドが入りましたが、ターフフォンテンはバート・カミングス調教師の息子であるアンソニー・カミングス調教師が管理する馬であり、カミングス親子にとって記念すべき結果となりました。
ロッド騎手は、「少ない頭数を最後方からごぼう抜きにすることができました。こんなに簡単に勝てるとは正直思いませんでしたよ。」と喜びを表しました。
カミングス調教師も同様に251回目のG1競走勝利を喜び、「スウィックはフレミントン競馬場の直線コースが得意ですが、私も今日の午後ちょっと好きになりましたね。」と述べました。
前評判ではアパッチキャットがG1の連勝記録を6に伸ばすものと予想されていましたが、オーストラリアのチャンピオンスプリンターはゴール前300mで失速して8着に終わりました。
マイケル・ロッド騎手はコーフィルドギニー(G1・1,600m)、コックスプレート(G1・2,040m)に続き、今年のスプリングカーニバルでG1競走3勝目を飾り、「夢のようです。今カーニバルは最高で、とても興奮しています。」と語りました。
アパッチキャットの香港遠征は、今回の不本意な走りによって不安定な状態となりました。アパッチキャットを管理するグレッグ・ユーレル調教師は、「彼の次の出走を決める前に一度落ち着いて考えなければならないが、香港に行く代わりにパースのサマーカーニバルに参戦するかもしれない。」とコメントしました。
一方、カミングス調教師は今日のスウィックの勝利によって、グローバルスプリントチャレンジシリーズ最終戦のため、香港行きを視野に入れなければなりません。
(パティナックファームクラシックの結果はこちら)
(パティナックファームクラシックの出馬表はこちら)
GSCシリーズ・獲得ポイント表
(2008年第7戦終了現在)
馬名 |
ポイント |
テイクオーバーターゲット |
16 |
スウィック |
15 |
キングスゲートネイティヴ |
13 |
アパッチキャット |
11 |
カノヤザクラ |
11 |
マルシャンドール |
11 |
スリープレスナイト |
10 |
エキアーノ |
10 |
ウォーアーティスト |
9 |
ユーエスレインジャー |
7 |
スリープレスナイトがスプリンターズステークスで劇的な勝利を収める
2008年10月5日(日)
日曜日に中山競馬場で開催されたグローバルスプリントチャレンジシリーズ第6戦スプリンターズステークスにおいて、1番人気に推されたスリープレスナイトは5連勝でG1初勝利を飾りました。
橋口調教師の管理する4歳牝馬スリープレスナイトに騎乗した上村騎手は、キンシャサノキセキ、ビービーガルダンを退け、見事G1ジョッキーとなりました。34歳の上村騎手は17年のキャリアで初めてのG1勝利となり、この日はまた、橋口調教師の誕生日でもありました。
良馬場の1,200mで行なわれたスリープレスナイトの勝ちタイムは1:08.0で、2着に入った2番人気キンシャサノキセキに1馬身1/4差を付けました。
「橋口調教師のお陰でここまでこられました。感謝してもしきれないほどです。橋口調教師はスリープレスナイトに騎乗する機会を与えてくれました。馬の状態が大変よかったのでよけいな心配をしないように努めました。」と語る上村騎手の目には涙が光っていました。
安藤騎手騎乗の6番人気ビービーガルダンがさらにクビ差遅れた3着に入りました。2007年高松宮記念の覇者であるスズカフェニックスは4着、昨年のスプリンターズS勝馬であるファイングレインは10着に沈みました。
スリープレスナイトは残り2戦となったグローバルスプリントチャレンジシリーズで10ポイント獲得しました。2006年のスプリンターズSを制したテイクオーバーターゲットが現在16ポイントで1位、3ポイント差でキングスゲートネイティヴが2位、さらに2ポイント差の11ポイントでカノヤザクラとマルシャンドールが3位につけています。以下、アパッチキャット、エキアーノそしてスリープレスナイトの3頭が10ポイントで並び、ウォーアーティスト、ユーエスレインジャー、シンボリグランと続いています。
スプリンターズSでは、先月阪神競馬場で行なわれたセントウルS(G2)の勝馬であるカノヤザクラは7着、シンボリグランは12着に終わっています。
橋口調教師は、「これ以上の誕生日プレゼントはないですね。今週は大きなプレッシャーを感じていたので、この結果は最高です。スリープレスナイトの能力、状態には何の心配もしていませんでしたが、スプリンターズSはスタートのミスが命取りになるので、そこだけ心配していました。」とコメントしました。
スリープレスナイトの今後の出走については、12月14日に行なわれるグローバルスプリントチャレンジシリーズ最終戦キャセイパシフィック香港スプリントを含め、いくつかのレースを検討しているということです。
橋口調教師は、「日本国内にはスリープレスナイトに適したレースがそれほど多く残っていませんので、香港スプリントも選択肢の一つに入っています。また、スリープレスナイトはダートもこなすのでドバイ遠征も視野に入れています。何れにしても1,200mのスペシャリストであることは疑う余地はないでしょう。」と述べました。
さらに上村騎手について、「今日のレースは上村騎手で勝てたことが何よりうれしいです。彼は彼の騎手生命にも係わる目の病気に苦しみ、4度の手術を受けました。今日の勝利はとにかくうれしいですが、彼の家族が最も喜んでいることでしょうね。」と祝福しました。
(スプリンターズステークスの結果はこちら)
GSCシリーズ・獲得ポイント表
(2008年第6戦終了現在)
馬名 |
ポイント |
テイクオーバーターゲット |
16 |
キングスゲートネイティヴ |
13 |
カノヤザクラ |
11 |
マルシャンドール |
11 |
スリープレスナイト |
10 |
アパッチキャット |
10 |
エキアーノ |
10 |
ウォーアーティスト |
9 |
ユーエスレインジャー |
7 |
シンボリグラン |
6 |
カノヤザクラがセントウルSでの圧倒的な勝利によりGSCタイトル争いに加わる
2008年9月14日(日)
カノヤザクラが、日曜日に阪神競馬場で行なわれたセントウルS(G2)に快勝したことによって、グローバルスプリントチャレンジシリーズのタイトル争いに加わることとなりました。
3番人気のカノヤザクラは、晴天の下、良馬場の芝1,200mを1:07.3で駆け抜け、G1ホースであるスズカフェニックス、ファイングレインの人気の2頭を出し抜きました。
桜花賞ジョッキー小牧太騎手の騎乗した4歳牝馬カノヤザクラは、11番人気の6歳馬シンボリグランを1馬身1/4差退け、5勝目を飾りました。9番人気の前途有望な3歳牡馬であるスプリングソングはさらに1馬身1/4差遅れて3着に入りました。
スズカフェニックスは8着、ファイングレインは9着に終わりましが、勝馬が55kgであったのに対して、2頭はそれぞれ58kg、59kgの負担重量を背負っていました。
今回の勝利によって、カノヤザクラはグローバルスプリントチャレンジシリーズで10ポイントを獲得し、全8戦の内の残り3レースで、トップを走るテイクオーバーターゲットを6ポイント差で追うこととなりました。カノヤザクラが10月5日に中山競馬場で行なわれるスプリンターズS(G1)に勝った場合は、現在の4位タイからトップに躍り出ます。
また、セントウルSの勝利の結果、JRAサマースプリントシリーズのチャンピオンに輝き、関係者に5,000万円のボーナスをもたらしました。
結果として、第22回セントウルSは7月に新潟競馬場で行なわれたアイビスサマーダッシュ(G3、1,000m)と同じ1、2着となりました。セントウルSは海外からの参加はありませんでしたが、阪神競馬開幕週の見事な芝の状態に合わせ、速いレースとなることが予想されたメンバーが揃いました。
カノヤザクラの勝ちタイムは、6年前にビリーヴが記録したレースレコードとわずか0.2秒差であり、その激しいペースでは、スピードのない馬には勝つチャンスが与えられませんでした。
カノヤザクラ、シンボリグラン、スプリングソングは終始前の方でレースを進めました。一方、武豊騎手騎乗のスズカフェニックスは、枠の中で落ち着かないそぶりを見せ、スタートで出遅れました。昨年の高松宮記念(G1)の覇者もその遅れを取り戻すのにエネルギーを費やしてしまい、最後に追い上げる力は残っていませんでした。
もう一人の武である幸四郎騎手騎乗のスプリングソングはスムースなスタートから先頭に立ち、レースを方向づけました。4ヶ月間の休養開け後の初戦でしたが、元気一杯の走りに見え、来月のスプリンターズSでは面白い存在になりそうです。
しかし、今日は阪神の長い直線向きの鋭い追い込みを見せたカノヤザクラの日でした。小牧騎手がムチを軽く入れると彼女はすぐに反応し、ライバル達を寄せ付けませんでした。カノヤザクラは間違いなくスプリンターズSにおいて人気の1頭になるでしょう。
(セントウルステークスの結果はこちら)

GSCシリーズ・獲得ポイント表
(2008年第5戦終了現在)
馬名 |
ポイント |
テイクオーバーターゲット |
16 |
キングスゲートネイティヴ |
13 |
マルシャンドール |
11 |
アパッチキャット |
10 |
エキアーノ |
10 |
カノヤザクラ |
10 |
ウォーアーティスト |
9 |
ユーエスレインジャー |
7 |
スウィック |
5 |
サージェリー |
5 |
シンボリグラン |
5 |
ジュライカップはマルシャンドールが優勝
2008年7月11日(金)
(ジュライカップの結果はこちら)
(ジュライカップの出馬表はこちら)
GSCシリーズ・獲得ポイント表
(2008年第4戦終了現在)
馬名 |
ポイント |
テイクオーバーターゲット |
16 |
キングスゲートネイティヴ |
13 |
マルシャンドール |
11 |
アパッチキャット |
10 |
エキアーノ |
10 |
ウォーアーティスト |
9 |
ユーエスレインジャー |
7 |
スウィック |
5 |
サージェリー |
5 |
スタンズアウト |
4 |
フリーティングスピリット |
4 |
アストロノマーロイヤル |
4 |
キングスゲートネイティヴが2度目のG1勝利を飾る
2008年6月21日(土)
キングススタンドステークスで10着に終わったちょうど4日後に、キングスゲートネイティヴはゴールデンジュビリーステークス(芝1,200m・直線)に出走し、英国メードストーンのジョン・ベスト調教師に、今年のロイヤルアスコット開催における2度目の勝利を捧げました。
ベスト調教師は、開催初日のウインザーキャッスルSを単勝101倍のフラッシュマンズペーパーで勝利を収めており、そして、キングスゲートネイティヴは単勝34倍での勝利でした。このオッズに対してベスト調教師は、「キングスゲートネイティヴの昨年の実績を考えると34倍というのは大変おいしいオッズだと思いました。」とコメントしました。
キングスゲートネイティヴは、2歳の昨年、ヨーク競馬場で行なわれたナンソープS(G1)で古馬相手に勝利を収めたのを始め、アベイユドロンシャン賞(G1)で2着に入るなど目覚しい活躍をしていました。
10着に沈んだ火曜日のキングススタンドSは今シーズン最初のレースであり、ベスト調教師は、キングスゲートネイティヴが息を詰まらせながら走っていたように感じたため、レース終了後すぐに、馬主であるジョン・メイン氏とトンプソン夫妻に対して、「今回は力負けではなく、我々はゴールデンジュビリーSをあきらめるべきではありません。私は負けるとは思っていません。彼は素早くカンバックするためのいい動きをしていましたし、ずっと見せ場はなかったものの土曜日に走る準備は整っていると思います。」と伝えたということです。
レースの2日前に、ベスト調教師は、前3走キングスゲートネイティヴに騎乗していたジミー・クイン騎手に替わり、セブ・サンダース騎手に騎乗を依頼しました。ベスト調教師は、「我々は何か異なったことを試みる必要があったのです。キングスゲートネイティヴに対して多くのことをしてくれたクイン騎手には申し訳ないと思いますが、今後、私の管理する別の馬に騎乗する機会があればと考えております。」と語りました。
サンダース騎手は、「この馬は大変プロフェッショナルであり、私のゴーサインにもよく反応してくれました。相手は強豪ばかりでしたが、この馬もまた同じくタフな馬でした。彼は本当に良いスプリンターです。」と述べました。
ベスト調教師は次のターゲットとして、ニューマーケット競馬場で行なわれるジュライカップを目標とするということですが、昨年勝利を収めたナンソープSも視野に入れているということです。
(ゴールデンジュビリーステークスの結果はこちら)
(ゴールデンジュビリーステークスの出馬表はこちら)
GSCシリーズ・獲得ポイント表
(2008年第3戦終了現在)
馬名 |
ポイント |
テイクオーバーターゲット |
16 |
キングスゲートネイティヴ |
11 |
アパッチキャット |
10 |
エキアーノ |
10 |
スウィック |
5 |
ウォーアーティスト |
5 |
スタンズアウト |
4 |
フリーティングスピリット |
4 |
サージェリー |
4 |
ゴールドエディション |
3 |
ダンディーマン |
3 |
マグナス |
3 |
ダンディーマン |
3 |
スペイン調教馬エキアーノが第2戦を制覇
2008年6月17日(火)
アスコット競馬場で行なわれたキングススタンドステークス(芝1,000m・直線)において、スペインから参戦したエキアーノが勝利し、単勝23倍という波乱を演出しました。
モーリチオ・デルチャ・サンチェス調教師の管理する3歳馬の前走は、フランスのシャンティー競馬場で行われたG2グロシェーヌ賞であり、6月21日に開催されるゴールデンジュビリーステークスに出走予定のマルシャンドールの2着となっていました。
オリビエ・ペリエ騎手の騎乗するエキアーノは、好スタートと見事な位置取りによってその栄冠を手にしました。スタート後、各馬は2つの馬群を形成しましたが、スタンド側の馬場が有利に働き、オーストラリアのスプリントキングであるテイクオーバーターゲットの猛追をかわし、ペリエ騎手の手綱捌きによって勝利へと導かれました。
ペリエ騎手は、「エキアーノは前走、フランスでとてもいい状態でしたので、今日は大変期待していました。彼はとてもスピードがあり、本当に良く走ってくれました。調教師からは後ろに位置付けた方が良いと言われていましたが、私は1,000mのレースでは前にいた方が良いと進言したのです。彼は大変扱いやすく、すべてが彼にとってうまく働きました。」と語りました。
喜びに溢れたサンチェス調教師は、「エキアーノは私が初めてイギリスで走らせた馬であり、この勝利はたやすいことでした。」と付け加えました。
一方、アイルランドのタイロン郡出身のジェームス・エイクソン馬主は、「エキアーノは私のブラッドストックエージェントによって見出されたものですが、まさか今日勝つとは思いませんでした。我々は彼を2週間前に買ったばかりなのです。」と最近購入した馬が勝者となる喜びと驚きを表しました。
(キングススタンドステークスの結果はこちら)
(キングススタンドステークスの出馬表はこちら)
GSCシリーズ・獲得ポイント表
(2008年第2戦終了現在)
馬名 |
ポイント |
アパッチキャット |
10 |
エキアーノ |
10 |
テイクオーバーターゲット |
10 |
スウィック |
5 |
スタンズアウト |
4 |
フリーティングスピリット |
4 |
ゴールドエディション |
3 |
ダンディーマン |
3 |
マグナス |
3 |
ミスフィンランド |
2 |
ホーマイク |
2 |
アパッチキャットがライトニングステークスで勝利を収める
2008年2月2日(土)
フレミントン競馬場で開催されたクールモアライトニングステークス(G1)において、メルボルンカップキング(同レース過去11回勝利)として有名なバート・カミングス調教師は、安定したスプリンターであるスウィックにて更なる勝利記録を達成するところでしたが(過去8回勝利)、グレッグ・ユーレル調教師の管理するアパッチキャットをとらえることは出来ませんでした。
アパッチキャットに騎乗したコーリー・ブラウン騎手は残り200mでアパッチキャットを馬群から抜け出し、スウィックを首差に抑えて勝利をもたらしました。1馬身半差の3着にはコーリン・デイビズ調教師の管理するスタンズアウトが入りました。
勝利後ブラウン騎手は、「私はまだアパッチキャットを手の内にいれていなかったので、あまり早く先頭には立ちたくなかったのですが、彼はたやすくそれを成し遂げ…、とにかく彼が好きです。」と語りました。
ユーレル調教師は白面のアパッチキャットのパフォーマンスに大いに喜ぶとともに、次にどのレースを走らせるかを再検討する必要に迫られ、「彼は状態が良いので、2週間後ムーニーバレー競馬場で行われるオーストラリアステークス(G1)に出走させようと考えています。その後は、そのレース次第ですね。」と語りました。
1番人気のゴールドエディションは4着に入りましたが、その後、左前脚の故障が報じられ、ロン・モーンド調教師から引退が発表されました。
クールモアライトニングステークス(G1)はグローバルスプリントチャレンジシリーズの第1戦として開始され、近年では、ミスアンドレッティ、テイクオーバーターゲットといったオーストラリアのスプリンターがシリーズを制覇しております。
(クールモアライトニングステークスの結果はこちら)
(クールモアライトニングステークスの出馬表はこちら)
GSCシリーズ・獲得ポイント表
(2008年第1戦終了現在)
馬名 |
ポイント |
アパッチキャット |
10 |
スウィック |
5 |
スタンズアウト |
4 |
ゴールドエディション |
3 |
ミスフィンランド |
2 |
マグナス |
1 |
グランドデュエルズ |
1 |
ティクリッシュ |
1 |
エスコウ |
1 |
ベルメール |
1 |
グローバルスプリントチャレンジシリーズはメルボルンからスタート
2008年1月31日(木)
豪州のトップスプリンターがフレミントン競馬場で2月2日(土)に行われるクールモアライトニングステークス(G1・1000m)に出揃います。ライトニングSは賞金総額800万米ドルを追い求めるグローバルスプリントチャレンジ(GSC)シリーズの希望に満ちた英国・アジアへの道へとつながっています。
今年4年目を迎えるGSCシリーズは全8競走、豪州・英国・日本・香港の4カ国で開催されますが、ライトニングステークスは、その初戦として行われます。過去3年間で、2005年の総合優勝馬はケープオブグッドホープ(香港)、2006年の総合優勝馬はテイクオーバーターゲット(豪州)、2007年のリーディングホースはミスアンドレッティ(豪州)となっておりますが、ライトニングSよりこの国際的キャペーンの新たな舞台が始まります。
2008年のGSCシリーズ構成はいくつかの重要な修正が加えられております。シリーズは拡大し、英国のレースが加えられました。総賞金80万米ドルでニューマーケット競馬場にて行われるダーレージュライカップ(G1・1200m)がそのレースであり、一方、総賞金50万米ドルでロイヤルアスコット競馬場にて行われるキングススタンドステークス(G1・1200m)、同じくロイヤルアスコット競馬場で行われる総賞金75万米ドルのゴールデンジュビリーステークス(G1・1200m)の2競走も賞金が増額されました。これらの3連戦の合計賞金は200万米ドル以上にも上ります。
豪州での第2戦は、メルボルンカップカーニバル開催の最終日にフレミントン競馬場で行われる総賞金43万米ドルのジエイジクラシック(G1・1200m)であり、ムーニーバレー競馬場で行われるオーストラリアステークスに替わる競走としてシリーズに加えられました。
GSCシリーズは100万米ドルのチャンピオンシップ・ボーナスを今年も設けており、このボーナスを勝ち取るためには、豪州・英国・日本・香港の4カ国全てに出走し、内3ヶ国でG1レースを少なくとも3勝しなければなりません。
レーシングヴィクトリアのステファン・アランソンCEOは「GSCシリーズは世界のレーシングカレンダーにおける重要性を拡大し続けています。豪州のミスアンドレッティ、テイクオーバーターゲット、ショワジールなどは、過去数年間で英国とアジアを旅し、先駆者となりましたが、これからも同様の実力を持った馬たちがその力を発揮するでしょう。そして、今年のGSCシリーズは国際的な参加を促すため、新しく、よりバランスの取れたプログラムを提供しております。ビクトリアレーシングクラブとGSCシリーズの国際パートナーとの連携の中で、我々はこのワールドプレミアレーシングシリーズのエキサイティングな新たな部分と4ヶ国から挑戦に応じるベストスプリンターの関係促進を待ち望んでおります。」と語りました。
2008年グローバルスプリントチャレンジシリーズプログラム
国 |
開催日 |
競走名 |
競馬場 |
総賞金(米$) |
豪州 |
2/2(土) |
クールモアライトニングS(G1) |
フレミントン |
430,400 |
英国 |
6/17(火) |
キングススタンドS(G1) |
ロイヤルアスコット |
501,300 |
英国 |
6/21(土) |
ゴールデンジュビリーS(G1) |
ロイヤルアスコット |
752,000 |
英国 |
7/11(金) |
ダーレージュライカップ(G1) |
ニューマーケット |
802,000 |
日本 |
9/14(日) |
セントウルS(G2) |
阪神 |
1,111300 |
日本 |
10/5(日) |
スプリンターズS(G1) |
中山 |
1,759,600 |
豪州 |
11/8(土) |
ジエイジクラシック(G1) |
フレミントン |
430,400 |
香港 |
12/14(日) |
香港スプリント(G1) |
シャテイン |
1,536,000 |
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